Rhinocerosからイラレについてお探しですね。

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RhinocerosからIllustratorへ、きれいな図面を書き出す方法

Rhinocerosで作った3Dモデルを、プレゼンボードや企画書に載せるときって、どうしていますか?そのまま画像で貼り付けると、なんだか味気ないですよね。

実は、グラフィックソフトのIllustratorと組み合わせると、線の太さや色を自由に調整できる、見栄えのいい図面に仕上げることができるんです。

でも、いざやってみると「あれ?線が編集できない画像になっちゃった…」「縮尺がおかしい!」なんてトラブルに遭遇することも。

この記事では、RhinoからIllustratorへベクターデータ(.ai形式)として書き出して、後から自由に編集できるようにする方法を、わかりやすく解説していきます。

なぜRhinoとIllustratorを組み合わせるの?

RhinocerosとIllustratorは、それぞれ得意なことが違います。

Rhinoは精密な3Dモデリングが得意なCADソフト。

複雑な曲面も正確に作れます。

一方Illustratorは、線の強弱をつけたり、ハッチング(網掛け模様)を入れたり、影をつけたり、文字をきれいに配置したりするのが得意なグラフィックソフトです。

つまり、「正確に作る」のはRhino、「見た目をかっこよくする」のはIllustratorというわけです。

建築やプロダクトデザインの現場では、Rhinoで作った3Dモデルから平面図や立面図、断面図を取り出して、Illustratorで最終的な仕上げをするのが一般的な流れになっています。

Rhinoからベクターデータ(線の情報を持ったデータ)として書き出せば、拡大しても画質が荒れないクリアな図面になります。

逆に、間違った方法で書き出すと、ただの画像(ラスターデータ)になってしまい、後から線の太さを変えたり色を塗ったりできなくなってしまうので注意が必要です。

まずはRhinoで図面化の準備!「Make2D」を使おう

RhinoのデータをIllustratorに持っていくとき、初心者がよくやってしまう失敗が「3Dモデルをそのまま書き出してしまう」こと。

Illustratorは基本的に2D(平面)のソフトなので、3Dのまま持っていっても上手く編集できません。

そこで使うのが「Make2D(メイク2D)」というコマンドです。

これは、3Dモデルを平面の線データに変換してくれる機能。

今見えている角度から見た立体を、平面上の線だけで表現し直してくれるんです。

建物の断面図や製品の内部構造を見せたいときは、「Clipping Plane(クリッピングプレーン)」というコマンドも使います。

これは仮想の切断面を置いて、モデルを切った状態を表示できる機能。

この状態でMake2Dを実行すれば、きれいな断面図の線データができあがります。

**Make2Dの基本的な使い方:**

1. 書き出したい角度のビュー(平面図、立面図など)でモデルを表示する
2. コマンド欄に「Make2D」と入力してEnter
3. オプション画面で、隠れ線を表示するかどうかなどを設定
4. OKを押すと、トップビューに2D化された線データが生成される

この手順を踏むだけで、後の作業がぐっと楽になりますよ。

RhinoからIllustrator形式(.ai)で書き出す手順

Make2Dで2次元の線データができたら、いよいよIllustrator用の「.ai形式」で保存します。

**書き出しの手順:**

1. トップビューで、Make2Dで作った線データをすべて選択
2. メニューの「ファイル」から「選択オブジェクトをエクスポート」を選ぶ
3. ファイルの種類で「Adobe Illustrator (*.ai)」を選択
4. 好きなファイル名をつけて保存

ここで大事なのは、「選択オブジェクト」だけをエクスポートすること。

画面全体を書き出すと、いらないものまで一緒に出力されてしまいます。

保存ボタンを押すと「AIエクスポートオプション」という画面が出てきます。

ここが**超重要ポイント**!

図面として使う場合は、必ず「モデルスケールの維持」にチェックを入れてください。

これで、Rhino上での1ミリがIllustrator上でも1ミリとして書き出されます。

1/100の図面にしたいなら、ここでスケールを調整しておくと、Illustratorで縮尺がおかしくなる心配がありません。

Illustratorで開いたら確認すること&編集のコツ

書き出した.aiファイルをIllustratorで開くと、Rhinoで作った線データがベクター形式(パス)として読み込まれているはずです。

まずは「Ctrl+Y(MacならCommand+Y)」を押してアウトライン表示にして、ちゃんと線がパスになっているか確認しましょう。

もし線が選択できなかったり、画像っぽくなっていたら、Rhino側の書き出し設定が間違っているか、Make2Dをしていない可能性があります。

正しくパス化されていれば、線幅パネルから線の太さを自由に変えられます。

**Illustratorで図面をきれいに仕上げるコツ:**

– **レイヤーを整理する**:Rhinoから書き出した線は、細かく分かれていることがあります。

レイヤーを分けて整理すると編集しやすくなります。

– **ライブペイントツールを使う**:断面部分や壁の内側を黒く塗りつぶしたいとき、パスが完全に閉じていなくても、ライブペイントツールなら直感的に色を流し込めます。

– **線の太さにメリハリをつける**:外形線を太く、内部の補助線を細くするだけで、プロっぽい図面に見えます。

この方法をマスターすれば、RhinoとIllustratorの両方の良いところを活かした、質の高い図面が作れるようになります。

最初は少し手間に感じるかもしれませんが、慣れればスムーズにできるようになるので、ぜひ試してみてくださいね!

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